参院選で勝ったのは、参政党、国民民主党、日本保守党 負けたのは立憲民主党! 世の中は「保守」を求めています。 「立憲スルー」、オールドメディア無視で保守勢力を軸とした政界再編を!

参院選で勝ったのは、参政党、国民民主党、日本保守党 負けたのは立憲民主党! 世の中は「保守」を求めています。 「立憲スルー」、オールドメディア無視で保守勢力を軸とした政界再編を!
野党第一党の立憲民主党が、有権者から選ばれない「立憲スルー」(泉健太前代表)と呼ばれる苦境に陥っているそうです。産経新聞の深津響記者の記事に紹介されています。参院選の比例代表の得票数で、参政党や国民民主党を下回ったことに加え、報道各社の世論調査でも両党を下回る支持しか得られていません。
 立憲民主党は、自民党の石破政権に対する不信任案を出すことができていません。深津記者は「自信のなさの表れか」と書いていますが、僕の見解はちょっと違います。立憲民主党は内心、石破政権に賛同しているからだと思います。石破政権を葬っても、次は高市政権が誕生する可能性もあります(自民党の長老は小泉進次郎氏を立てて、操ろうという気が満々ですが)。
 自民党の弱体化に拍車がかかった方が立憲民主党にとっても都合が良いのです。高市政権の下に保守勢力が結集したら、立憲民主党の存在感は全くなくなってしまいます。
 自民党は安倍政権のころに比べると、3分の1ほどの票を減らしています。議席減となるのは当たり前で、安倍政権のころは悠々と当選していた議員が、続々と落選するのもこれもまた当たり前です。
 しかし、実はもっと敗北したのは立憲民主党です。2024(令和6)年の衆院選に比べ、34%も減らしています。これまでは1000万票以上を獲得していた立憲民主党ですが、今回の参院選では約740万票しか獲得できていません。これは前回の衆院選が「裏金問題」という朝日新聞を中心とした左派メディアのレッテル貼りが奏功し、自民党が大敗したのと引き換えに得たものです。尤もそれでも前回選挙の時よりわずか7万票多かっただけで、決して勝利といえるものではなかったのです。本来であれば、立憲民主党は選挙をするたびに100万票ほど減らしていくという感じの政党であり、70歳代、80歳代、90歳代の高齢者に支持者が多いことも、公明党や共産党とよく似ています。実は自民党も石破政権になって、左傾化が進むと同時に、支持者の高齢化が目立つようになり、安倍政権を支えていた若年層、勤労層がごっそりといなくなっています。そうした世代が今の参政党、国民民主党、日本保守党を支えているわけです。
 今回の選挙で、実は参政党の次に票を伸ばしているのが、日本保守党です。2024(令和6)年衆院選では114万票あまりだったものが、今回の参院選では約298万票も得票しています。これは共産党よりも多く、れいわ新選組に迫っています。あと100万票も上積みすれば、小選挙区でも勝てるようになるでしょう。
 こう見ると、オールド政党と言うべき、昔からある政党が党勢を衰退させ、新しい保守政党がメキメキと力をつけているのがよく分かります。
 自民党保守派の議員たちは、今回、長老らの意向で小泉政権が誕生したら、自らで新党を立ち上げるか、他の保守政党と合流することをお勧めします。もう自民党支持層の中に、例えば青山繁晴さんのような人を当選させてくれる層はほとんど残っていないと言って良いでしょう。
 どうせ、新党を立ち上げたところで、政界再編は不可避だと思います。その場合は、保守勢力を中心とした大同団結となるでしょう。日本に残された時間はそれほどありません。今こそ左派勢力など放っておいて、保守で団結して事に当たってほしい、と思います。