「強気」国民民主・玉木代表と「控え目」立憲・野田代表 比例は国民民主が上回り【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年7月23日)

■比例で国民民主が立憲上回る
国民民主党 玉木代表
「手取りを増やすための予算関連法案をしっかり出していきたいと話をさせていただきました」
攻めの姿勢をみなぎらせる国民民主党の玉木代表。
立憲民主党 野田代表
「党の体制を改めて、しっかりと次の戦いに備えて構築していくとともに、本格的に議論が始まる臨時国会までには野党の連携をより深めていきたいという趣旨のお話をさせていただきました」
立憲民主党の野田代表は控えめでした。
22日、支援を受けた連合の芳野会長に参議院選挙の結果を報告した両党。今回の選挙では、はっきりと明暗が分かれました。
国民民主党 玉木代表
「比例で我々が立憲民主党を上回ったことは、1つステージを次の段階に移行することができたのかなと思っている」
改選前の4議席から17議席に大幅に増やした国民民主。非改選の議席を含めると、予算を伴う法案の提出が可能になりました。
一方、改選前と同じ22議席の獲得にとどまった立憲。比例得票数では国民民主と参政にも後れをとりました。
立憲民主党 野田代表
「大きな反省点は、複数区でどの選挙区も厳しい選挙になってしまったこと。ひいては比例区で票が伸び悩んだこと。それは無党派に対する訴求力がなかったからだと思います」
■ガソリン減税で野党連携は?
衆参で与党を過半数割れに追い込んだことで、攻勢を強めたい野党。
連合 芳野友子会長
「立憲と国民民主を中心に野党として、しっかりと言うべきことを言っていくのが一番望ましい形ではないか。その意味で、連立入りというのはありえない」
まず、視野に入ってくるのが、先の国会で衆議院で可決後、参議院で廃案にされた「ガソリン税の暫定税率廃止法案」の成立です。
立憲民主党 野田代表
「(野党)7党で共同提案をしたガソリン税の暫定税率法案。これをどういう形にしていくのか。中身あるいは運びについて、野党間で協議を早速、始めなければいけないと思います」
勢いに乗る玉木代表は、独自色を打ち出すことを忘れません。
国民民主党 玉木代表
「他の野党にしっかり呼び掛けながら、成立を図っていきたい。あわせて、178万円までの引き上げの所得税法の改正についても与野党を問わず、呼び掛けをして成立を期していきたいと思っている」
(「グッド!モーニング」2025年7月23日放送分より)
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