躍進の国民民主党・玉木代表、石破政権を批判「調子よくつまみ食いされた」【知ってもっと】【グッド!モーニング】(2025年7月22日)

■「調子よくつまみ食い」石破政権批判
玉木代表
「現役世代を本当に何とか元気にしたいね。今のままだと頑張って働いても、税金と保険料で持っていかれて、子育て始めたら、さらに負担が大きくなるって。夢や希望を持ちにくいよね」
今回の選挙で改選4議席から4倍の16議席を目標に掲げていましたが、結果はそれを上回る17議席と躍進しました。有権者は、どのような思いで票を投じたのでしょうか。
国民民主党に投票 30代
「手取りを増やすと言っているのが、今の自分の生活にグッとくるものがあったので。それ以外の政策も共感できる部分が多かったので、ここしかないなと」
国民民主党に投票 50代
「現役世代から豊かになろうというのが一番響いて」
現役世代を応援する政策に力を入れ、実際、特に若い世代から支持を集めた国民民主党。玉木代表は21日朝まで開票センターにいて、2時間だけ睡眠。午後から報道陣の取材を受けた後、すぐに車に乗り込み、東京・新宿で街頭演説に臨みました。
番組の取材に応じた玉木代表は、次のように話しました。
玉木代表
「(Q.石破政権のどこに不信感?)我々は対決より解決だから。常に協力できるところは協力していこうと、今も変わりませんけど。3党の幹事長で文書まで交わしてやったのに、結局その後もフォローもなくですね。調子よくつまみ食いされた感じがあるので。今の石破政権に対して、我が党としてなかなか信頼関係を築ける状況にない。約束をほごにされているのに、またやりましょうって言っても、信頼できないじゃないですか」
6月の党首討論でも、石破茂総理大臣への不信感が増したといいます。
玉木代表(先月11日)
「選挙の前に現金給付するということを決めると報道がありますが、いかがでしょうか」
石破総理(先月11日)
「政府の中で、それを検討したということはございません」
しかし、2日後にはすべての国民に一律2万円の給付を表明しました。
玉木代表
「(Q.小手先でかわされている?)そうなんです。我々は政治家なんで、特に党首同士ですから、官僚みたいな言いぶり、言い方はもういらないんですよ。だって政府としては検討していないけど、与党としては検討していたんで。でも、与党の自民党の総裁って石破さんですよね?行政のトップの総理大臣は石破さんですよね?僕は考えてないけど、私は考えてるとか。僕と私は違いますみたいな論法はやめてほしいんですよね」
■総理を目指す?玉木代表の回答は
政権交代の可能性も現実味を帯びるなか、街の人からは玉木代表に期待する声も上がっています。
国民民主党に投票 30代
「理想を言ったら(総理大臣を)玉木さんにやってもらいたい」
国民民主党に投票 50代
「政策的には玉木代表に(総理大臣に)なってもらいたい」
当の玉木代表は、どう考えているのでしょうか。
玉木代表
「(Q.総理を目指す?)それはやっぱりね(国会議員は)みんな思っている思いですよ。ただ、それがかなう人とかなわない人がいるし、タイミングもあるし運もあるしね。今は足元をしっかり固めて、1つ1つ実績を作っていく。信頼関係を築き上げていくということが大切。石破さんも石破カラーが(総理就任後に)全部脱色して。石破カラーどこに行ったのと、真っ白けになっちゃっているよね。どうせなら思い切ってやったらいいのにね。(自分は)そうならないように、1つ1つ実績を積み上げていきたい」
(「グッド!モーニング」2025年7月22日放送分より)
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