参政、日本保守、国民民主に移った保守票の2割が自民党へ戻った! 高市早苗総裁誕生で、左翼政党の支持率は⤵、保守政党の支持率は⤴

参政、日本保守、国民民主に移った保守票の2割が自民党へ戻った! 高市早苗総裁誕生で、左翼政党の支持率は⤵、保守政党の支持率は⤴
菅義偉、岸田文雄、石破茂…3代続いた自民党左派政権(菅氏は再エネ政策やアイヌ問題に接する姿勢から左派と定義しました)の結果、自民党はこの6年間に4割の票を減らしたと言われています(京都大大学院の藤井聡教授ら)。
 早速、高市早苗・自民党総裁が誕生した暁に共同通信が世論調査の結果を報じました。注目したのは、各政党の支持率です。自民党から離れていった保守層が高市総裁の誕生でどの程度戻ったのか、知りたかったのです。
 共同通信によると、参政党は8・1%(前回は10・9%)、日本保守党が2・5%(前回は3・5%)、国民民主党は9・6%(前回は10・5%)と軒並み支持率を落としています。一方、高市総裁の誕生で自民党の支持率は33・8%と先月の23・5%よりも10・3ポイントも上がっています。
 参政、日本保守、国民民主の3党で24・9%→20・2%と2割ほど減っているのが分かります。一方の自民党は10ポイント上がっていますから、左派政党に流れた票も自民党が取り込んでいる可能性があることを示しています。
 次に自民、参政、日本保守、国民民主の4党で見てみるとどうでしょうか? 石破政権のころより5・6ポイントも上がって54・0%にもなっています。
 逆に立憲民主、社会民主、れいわ新選組、共産党といった左派政党は前回調査の18・4%から4ポイント近く落として14・7%まで下がっています。
 このことは、左派自民党政権が続いたことで、有権者がいかに辟易し、保守政権を望んでいたか、如実に分かります。
 共同通信は「裏金」議員の起用反対が77・5%あった、と強調していますが、「裏金議員の要職への登用に賛成ですか、反対ですか」という訊き方をすれば、反対が大きく上回ることは当たり前です。
 僕は「裏金」議員の要職への登用は、一時的に支持率を落とすことにはなるかもしれませんが、政権を揺るがすほどにはならないと思っています。ただし条件があります。国民民主党、自公との間の103万円の年収の壁を178万円まで上げる、という3党合意を可及的速やかに実現し、減税姿勢を前に打ち出すことです。経済政策さえ大きな失敗をしなければ、読売新聞が言うような「短命政権で終わる可能性」はそれほど高くないと思います。それはデータが証明しています。